一つ、目標を達成しました。

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 やっと、JAGDA年鑑に掲載されました。デザイナー以外の方には、今までの掲載本と何が違うのか?という感じでしょうが…、違うんです。

 JAGDAは「日本グラフィックデザイナー協会」の略で、日本中に3,000人の会員がいる組織で、その審査会ともなると日本中から作品が集まってきます。それらを日本のトップデザイナー達が審査をして、入選するとこの本に載るんです。とまぁ、この本に掲載される事をすごいと思うかどうかは、個人個人思う所もあるのでしょうが、僕は純粋に嬉しかったわけです。

 デザイナーを目指したきっかけは忘れましたが、デザイナーを目指し始めてから、僕はこの本をずっと見続けてきました。大学生の時はいつも図書館に通い、この本を眺めて「かっこいいな〜、いつか自分も載る様な仕事をしたいな〜。」と思っていたわけです。他人に借りられるのが嫌だから、いつも何冊かこの本を借りて、家で寝る寸前まで見ていました。要は憧れですね。そんな本にようやく載れたわけです。嬉しい。

 ただ、これを毎年毎年入選させている先輩デザイナー達がいます。しかも近くに。そんな先輩方を追いかける為には、これにすがってばかりはいられないので、この事を考えるのは、今日で最後にしたいと思います。過去は捨て、次へ進みましょう。お仕事をさせて頂いたおかじま米店さん、ありがとうございました。これからも、もっと良いデザインを提供できるよう頑張ります。さぁ、デザインしよう!

 

文:山下洋平