巻の名店、鯛車焼一成さんのマークを制作させて頂きました。
以前、ブログでも書きましたが、一成さんのお仕事は、ずーっとしたかったお仕事。僕の地元、巻町で若くしてお店を出店し、巻を盛り上げようと本気で動いている人の一人。作っている鯛車焼がおいしいのはもちろん、一成さん自身の人柄に惚れ込んで、お店のファンになっている人も多いはず。僕も、そんなファンの一人としてずーっと、お店に通っていて、ロゴマーク制作の話になった訳です。…ちょっとはしょり過ぎですかね?ま、その辺は話すと長くなるので。
今回は珍しく、思い余ってなんでこういうマークにしたかを説明しちゃったりします。
最初の依頼は、鯛車焼の袋に入れるマークを作りたいという内容だったのですが、一成さんと話をしていて、まず思った事は、これは鯛車のマークを作っているだけでは事足りないぞということでした。だって一成さん、やりたい事がまだあって、これからももっとやりたい事が増えて行きそうだったんですもん。だから先を見据えて、何をやっても一成さんだという事を象徴する一成さん自身のマークを作らなきゃと思った訳です。
それで作ったのが、上の一成さん自身のマークです。まずその説明から。
一成さんにはやりたい事がいっぱいありました。でも、その根本にある想いは、人と人をつなげて、楽しいことをしたいという事だと思いました。だから一成さんの周りには人の輪ができる訳です。それをこのマークに込めました。一成さんの「一」が、人と人を結びつけ、いくつもの輪を作って行く。そして、一成さんのやりたい事も、その人の輪と同じだけ広がり、繋がって行く。そうあって欲しいと思いますし、そうできる人が一成さんだと思います。
続きまして、鯛車焼のマーク。
これはもう、単純明快かつ一番伝わりやすい方法を選びました。そう、鯛車焼それ自体。何を見せるより、一番鯛車焼でしょ?だって、鯛車焼なんだもん。
とまぁ、そんな感じなんですが…、わかったでしょ?僕ただのファンなんです。一成さんと鯛車焼の。
まだ、仕事としてはマークが出来たばかりなので、皆さんの目に触れるのはもっと先の話になるのかもしれませんが、これから動きだして行くので、どうぞお楽しみに!
文:山下洋平