11月21日から開催される「古町商店街ポスター展」に参加します。弊社から参加するのは、僕と木村の2名。計30店舗のお店の前にそれぞれのデザイナーが作ったポスターが置かれます。お店も違えば、デザイナーも違うので、本当に色んな表現の色んなポスターが並ぶと思います。それを考えただけで、かなりワクワクです。詳細は、下記公式サイトからチェケラです。
文:山下洋平
何か記事を書こうとして数ヶ月間忘れていた事を、さっき思い出したので書きます。デルゼビッグサイトさんのショルダーコピーを書かせて頂きました。僕は、コピーをなるべく自分で考える様にしています。もちろん、専門の方にお願いした方が良いのは分かっていますし、言葉のバリエーションなんか、それでご飯を食べているコピーライターという職業の方に敵うはずがありません。でも、僕もコピーを考えたりするんです。なぜか…。理由は二つ。一つは、僕の場合、伝えるべき事を頭で理解する為に、一度文字にする必要があるから。もう一つは、ちゃんとコピーを理解したビジュアルを付けられるデザイナーでいたいから。
コピーは、ビジュアル以上に大切だと個人的には考えています。だって、ビジュアルで伝わらない事もコピーだったら伝わるじゃないですか。…言葉なんだもん。だから、広告の企画を理解して、コピーを理解して、ビジュアルを考える。最終的にはビジュアルはいらないかもしれないし、実はコピーがいらないかもしれないんだけど。
文:山下洋平
巻の名店、鯛車焼一成さんのマークを制作させて頂きました。
以前、ブログでも書きましたが、一成さんのお仕事は、ずーっとしたかったお仕事。僕の地元、巻町で若くしてお店を出店し、巻を盛り上げようと本気で動いている人の一人。作っている鯛車焼がおいしいのはもちろん、一成さん自身の人柄に惚れ込んで、お店のファンになっている人も多いはず。僕も、そんなファンの一人としてずーっと、お店に通っていて、ロゴマーク制作の話になった訳です。…ちょっとはしょり過ぎですかね?ま、その辺は話すと長くなるので。
今回は珍しく、思い余ってなんでこういうマークにしたかを説明しちゃったりします。
最初の依頼は、鯛車焼の袋に入れるマークを作りたいという内容だったのですが、一成さんと話をしていて、まず思った事は、これは鯛車のマークを作っているだけでは事足りないぞということでした。だって一成さん、やりたい事がまだあって、これからももっとやりたい事が増えて行きそうだったんですもん。だから先を見据えて、何をやっても一成さんだという事を象徴する一成さん自身のマークを作らなきゃと思った訳です。
それで作ったのが、上の一成さん自身のマークです。まずその説明から。
一成さんにはやりたい事がいっぱいありました。でも、その根本にある想いは、人と人をつなげて、楽しいことをしたいという事だと思いました。だから一成さんの周りには人の輪ができる訳です。それをこのマークに込めました。一成さんの「一」が、人と人を結びつけ、いくつもの輪を作って行く。そして、一成さんのやりたい事も、その人の輪と同じだけ広がり、繋がって行く。そうあって欲しいと思いますし、そうできる人が一成さんだと思います。
続きまして、鯛車焼のマーク。
これはもう、単純明快かつ一番伝わりやすい方法を選びました。そう、鯛車焼それ自体。何を見せるより、一番鯛車焼でしょ?だって、鯛車焼なんだもん。
とまぁ、そんな感じなんですが…、わかったでしょ?僕ただのファンなんです。一成さんと鯛車焼の。
まだ、仕事としてはマークが出来たばかりなので、皆さんの目に触れるのはもっと先の話になるのかもしれませんが、これから動きだして行くので、どうぞお楽しみに!
文:山下洋平
事務所近くのラーメン屋、猪やさんのラバーバンドを作らせて頂き、これで3回目。なんと今回は、光ります。暗い所で光ります。白い部分が光ります。そして、4種類中3種類がマーブル。どれも良いのですが、お気に入りは緑。緑と黒でマーブルをすると、迷彩柄になるんですね。よくよく考えたら分かりそうなものですが、仕上がるまで気付きませんでした。渋い出来で好きです。
今回のデザインは、オプションでできる面白そうなものを追加して行ったら、店長さんも面白がってくれて、今までの僕のデザインには無い、新しい道を開くきっかけになりました。デザインって、やっぱりクライアントの「らしさ」によるんだな〜と実感できたお仕事でした。
文:山下洋平
新しいお客さんに提案をしてきました。今回の案件は、ずっとお手伝いをさせてもらえたら良いなと思っていたお店のお仕事。
5・6年前、僕は東京から新潟にUターンし、地元、巻の閑散としたメイン通りを歩いていて、ここを自由ヶ丘みたいにしたいなんて、無茶苦茶な事を思ったことがありました。…自由ヶ丘というあたりが、東京から帰って来た田舎育ちのデザイナーが考えつきそうな事ですが、一つひとつの個性的なお店が、ぎゅうぎゅうにひしめき合えば、それも不可能では無いだろう。…そう、例えばこんなお店が。と思っていたのが、この鯛車焼一成さん。そして、回りまわって今回声をかけて頂き、お手伝いをさせて頂く事になりました。
こんな感じで好きな方とのお仕事に繋がるのは、稀な事なのかもしれません。…本当は。でもなぜか、僕のやっているお仕事のほとんどが、元々好きだった方々とのお仕事。これは、本当に幸せな事です。本当に。
文:山下洋平